分科会

第3回ウォレット分科会「給与デジタル払いへの挑戦:サンドボックス制度」 2022年9月12日

 日本メタバース協会による第3回ウォレット分科会が開催されました。分科会長である柴田CEOのKort Valuta社は、政府と交渉を重ねた結果、「新技術等実証制度」いわゆる”サンドボックス制度”に基づく計画が8月30日に認定されました。これは”ウォレット”の可能性を実証する大きな一歩であり、今回の分科会ではその詳細やサンドボックス制度について解説していただきました。
 規制のサンドボックス制度とは、IoT、ブロックチェーン、ロボット等の新たな技術の実用化や、プラットフォーマー型ビジネス、シェアリングエコノミーなどの新たなビジネスモデルの実施が、現行規制との関係で困難である場合に、事業者の申請に基づき、規制官庁の認定を受けた実証を行い、そこで得られた情報やデータを用いて規制の見直しに繋げていく制度です。

参考:内閣官房の規制のサンドボックス制度に関するウェブサイト(外部リンク)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/regulatorysandbox.html )

今後、実証計画の進捗なども当分科会で取り上げていきたいと考えています。
 後半にはDecentralandで利用されているManaのについての説明がありました。次回は実際にManaの購入方法やそれを使って購入する体験についてフォーカスした話をする予定です。